知って得するサラリーマンのプチ習慣革命

脳科学や心理学から学んだサラリーマンのQOL向上に役立つ知識をまとめています。

海外出張の長時間フライトでは乾燥対策を徹底しよう!

海外出張時、飛行機のなかでの「ついやりがちな行動」で身体のコンディションが悪くなっちゃうかもしれないよーという話です。

 

f:id:mytrivials:20180923205643j:plain

こんにちは、サラリーマンブロガーのOgachiです。

飛行機移動は「長時間、狭い席で過ごすのが苦痛…」という声もあるのですが、ぼくは結構好きです。

空港に到着した時点でテンションがあがっているほどで、よく空港の本屋でフライト中に読む本なんかを買っています。

フライト中は自分だけの時間というか空間というか、本を読んだり映画を観たり、バラエティ番組なんかも見ています。

上空1万メートルをマッハ0.8(時速864キロ)で移動しているとは思えない、ゆったりとした完全プライベート(?)な時間が好きなんですよねー。

上空1万メートルの「超」乾燥空間

そんな優雅な「上空の旅」ですが、気をつけなければいけないのは「乾燥」です。

  • 飛行機内の湿度は20%まで下がる

らしく、これはどれくらい乾燥しているかというと、

  • 「適度な湿度」である40~70%の半分!

だそうです。

砂漠並みに乾燥している機内ですが、ここまで乾燥させなければいけない理由は、徹底的な「結露対策のため」です。

結露というのは水滴ですが、この水滴が発生してしまうと飛行機の機材が錆びたり、電気回路系の故障につながったりと、まあ命を預けるぼくたちとしてはシャレにならない事態になってしまうのです。

さてこんな飛行機事情を踏まえたうえで、ぼくたちとしては最大限の乾燥対策をしなければならないわけです。

振り返ってみると、長時間のフライトのあとって肌がカサカサだったり髪がパサパサだったりで「疲れた感」が出ていて、

「長時間の座りっ放しで血のめぐりが悪かった影響かなー」

と思っていましたが、本当の原因はこの

「超」乾燥状態

にあったんですね。

ということで対策は

  • 肌の乾燥対策としてオイル(ぼくはココナッツオイル派です)を塗る
  • ついでに髪も少量のオイルでコーティング
  • 体内の乾燥対策としてこまめに水分を補給する
  • のどの乾燥対策としてマスクをつける

が有効です。

機内ではマスクを着用しているひとをよく見かけますが、機内での過ごし方をよく知っておられますね。ぼくも見習います!

あと肌の乾燥対策ですが、水分蒸発を防ぐには油分(オイル)でのコーティングが効果的なので、ぼくの場合は空港に着いたら適量のココナッツオイルを顔に塗ってます。

手についたオイルは水で洗い流すまえに髪の毛にもさっと馴染ませます。いい感じです。

空の旅でも「乗るなら飲むな!」

で最後に「やってはいけないこと」なのですが…

「わかっちゃいるんだけど…」という前置きで紹介させていただきますが、ずばり「お酒」なんですよね。。

お酒は「水分補給」にはならなくて、逆にからだを「乾燥」させるものです。

  • ビールを飲んだあとの尿の量は、飲んだ量よりも1.5倍多い

らしいのですが、つまり飲めば飲むほどからだの水分が失われ、渇きが進みます。このからくりの正体は、

  • アルコールを飲むと「抗利尿ホルモン」が抑制されるから

この「抗利尿」って何なのかというと、ぼくたちは頻尿にならないように(頻尿だと何かと生活に困りますよね)尿を体内にストックしておく力が本来備わっているのですが、このホルモンの働きが弱くなってしまうことで

  • おしっこ(=脱水)に歯止めがきかなくなる!

という事態に陥ります。

飲み会でしょっちゅうトイレに行きたくなる「アレ」ですね。あんなのが「超」乾燥状態の機内で発症しようものなら、ぼくたちのからだはミイラになってしまいます。。

もう少しだけ「怖い話」をすすめると、

からだが脱水状態になると

  • ドロドロ血になって血栓ができやすくなる

と…。

いわゆる「エコノミークラス症候群」ってやつで、これは何もエコノミークラス特有のリスクではなく、アルコールなどによる脱水症状が原因ということです。

機内ではできるだけお酒を控え、到着地での「乾杯」に想いを馳せたほうが良さそうですねー。