飲み会での「とりあえずビール♪」がアルツハイマー病を予防してくれるかも!という嬉しい報告
ぼくはビールが大好きです。
学生時代は1次会も2次会もビールで通したほど(おいおい…)。さすがにアラフォーとなったいまはそうはいきませんが、それでも飲み会では最初の2~3杯はビールですねー。
こんにちは、サラリーマンブロガーのOgachiです。
それほど大好きなビールなので「何かからだにいい健康効果はないかなー」と調べていたところ、『酒好き医師が教える 最高の飲み方』(葉石かおり著)という本にいい情報が載ってました!
ビールはボケ防止に効く!?
もしかしたらビールでアルツハイマー病の予防ができるかもしれない
というお話です。
アルツハイマー病の原因のひとつと考えられているのが
- 脳内に溜まり続けた老廃物(=「アミロイドβ」という物質)
なのですが、本来であれば脳内にあるミクログリア細胞がこの老廃物を食べて除去してくれるそうです。ただし大変ありがたいこのミクログリア細胞、
- 加齢によって機能低下をおこす
ため、ぼくたちの脳内には歳を取ればとるほど老廃物が溜まりやすくなっていきます。加齢によるリスクというのはこわいですね…。
ビールの苦み成分「イソα酸」のすごい効能!
で、ここで一筋の光明が。
ビールの原料といえばホップですが、このホップから醸造工程で変換される
- 「イソα酸」
に注目です。
この「イソα酸」はビールの苦み成分なのですが、ただの「風味づけ」を超えるめちゃくちゃすごい効能をもっていました。なにがすごいかというと、
- イソα酸は、アミロイドβなど脳内老廃物が脳内に沈着するのを抑制する効果がある!
のだそうです。
具体的には、ミクログリア細胞(脳内に溜まる老廃物を処理してくれる脳内細胞)の働きを活性化してくれるのです。
加齢によって機能が低下するミクログリア細胞の弱点を、ビールのイソα酸が補強してくれるというわけです。
よく「景気づけに一杯!」なんて言葉がありますが、ビールの苦み成分でパワーアップするこのミクログリア細胞、なんか親近感が湧きますねー。
ということで、
- ビールの苦み成分である「イソα酸」にはアルツハイマー病を予防する効果がある
という嬉しいご報告でした。
ちなみにこのイソα酸ですが、
- 一般ビールで10~30ppm程度
- ノンアルコールビールで12~30ppm程度
含まれていて、ノンアルコールビールでも効果があるようです。
おわりに
とはいえ、お酒は適量を守るのが鉄則です。
ぼくは飲み会ではあまり気にせず量を飲んでしまいますが、その分何もない日は飲酒を控えるようにしています。飲み会のある週には、飲み会以外の日はお酒を飲まない、とか。
お酒は総量管理が大事です!
ちなみにビールの場合は中瓶1本(500ml)が一日の適量値となっています。