残業で睡眠不足が続くと脳が汚れていく…という大問題
こんにちは、Ogachiです。
最近、なんとなくだるい・・・
仕事での集中力が続かない・・・
会議や打ち合わせでつい居眠りをしてしまう・・・
という症状に困ったことは、だれにでもあると思います。
こんなとき、真っさきに疑うべきは
「睡眠不足」
です。
サラリーマンであれば残業や取引先との会食、同僚との飲み会など、睡眠不足を誘発する「罠」がたくさんあります。
遅く帰宅したあとも、気になるテレビ番組があったり、最近はまっているYoutube動画が更新されていたりとまさに「罠」だらけですね。
「睡眠」を甘く考えてはいけない
睡眠はめちゃくちゃ大事です!
医師を対象とした海外での研究では、「睡眠不足の医師」と「十分な睡眠を摂った医師」とでグループ分けをし難しい作業を実施させたところ、睡眠不足の医師たちは十分な睡眠を摂ったグループよりも
- 「業務を完了させる時間」が14%多くかかり、
- 「ミスをした確率」が20%多かった!
そうです。
要するに、
- 睡眠が十分でないと良い仕事ができないし、効率も悪い
ということ。
だとすれば逆に、
- 良い睡眠を意識して実践すれば、仕事の精度も効率も改善する
といえるわけです。
「ちゃんと眠るだけ」で仕事が正確にこなせるようになれば、上司や取引相手からの評価があがります。また早く仕事を終わられることができれば、プライベートの時間を有意義につかったり、家族へのケアも今まで以上にできるようになります。
脳みそが「ゴミ屋敷化」する!
睡眠がなぜ仕事のパフォーマンスに影響するのか?
その疑問に答えるために、日々の判断や思考にかかわる「睡眠の役割」を説明させてください。
- ぼくたちの脳にはたくさんの脳細胞があります。
- その脳細胞は、からだのあらゆる機能をコントロールするためにたくさん仕事をしています。
- 脳細胞が仕事をこなせばこなすほど、脳のなかには「ゴミ」(=老廃物)が溜まっていきます。
- 脳には本来、この老廃物を取り除くための「お掃除システム」が備わっています。
- この脳のなかの「お掃除システム」は眠っている間によく働き、覚醒時にくらべて10倍以上きれいにしてくれます。
ですが、
- 睡眠不足がつづくと、お掃除が完了しないうちにどんどん脳のなかにゴミが溜まっていくので、
- 脳のなかがゴミでいっぱいになり、
- 「ゴミ屋敷化した脳」では、仕事のパフォーマンスがめちゃくちゃ悪くなる!
ということです。
ちなみに、ぼくたち日本人が「脳がゴミ屋敷化しないための睡眠時間目標」は、個人差はあるものの
平均6~7時間
だそうです。
睡眠不足が続く状態を専門的には「睡眠負債」と言うそうですが、毎日6~7時間以上の睡眠時間を確保することがむずかしい場合、週単位でこの「睡眠負債」を解消できるように生活スタイルを工夫する必要があります。
何かを頑張ろうとするとき、ぼくたちは眠る時間を削ろうとしがちですが、実態はまったくの逆効果。正しい知識をもち、今夜からの「睡眠時間」をよく意識して生活することをお勧めします。
おわりに
このように当ブログでは、仕事効率や意欲を高めるために「生活基盤の最適化」を提唱しています。生活基盤を最適化できれば、脳や身体の本来のパフォーマンスが発揮され、仕事も家庭生活もうまくいき、人生の質(クオリティ・オブ・ライフ)が向上すると考えています。
興味のある方はぜひ「読者登録」や「Twitterフォロー」をお願いします。