知って得するサラリーマンのプチ習慣革命

脳科学や心理学から学んだサラリーマンのQOL向上に役立つ知識をまとめています。

職場の同僚にばれずに薄毛を改善する最も科学的な方法

「最近、おでこが広くなってきたな・・・」

「あたまのてっぺんが薄くなってきた・・・」

多くのサラリーマンが薄毛や抜け毛など「髪の毛」の問題に悩んでいると思います。

40代男性では、男性ホルモンの影響によって発症する「男性型脱毛症」に悩むひとの割り合いは3人に1人だそうです。働き盛りのサラリーマンが、毎朝の身支度のたびに鏡にうつる自分の姿に落胆し、

「俺も年を取ったなー」

と「老い」を自覚する。

より深刻なのは、外見上の自信を失うことだけではなく、薄毛のために外出を控えるようになったり、他者とのコミュニケーションに消極的になったりと

人生に対する前向きさや成長のチャンスを逃してしまうこと

です。

そんな「諸悪の根源」には、さくっと対処して解決するのが一番です。

薄毛や抜け毛に悩む時間やエネルギーを、もっと前向きで自分の成長につながることのほうに振り替えてしまいましょう。

ということで、今日のテーマは「薄毛対策」です。

 

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こんにちは、サラリーマンブロガーのOgachiです。

告白しますが、なにを隠そうぼく自身が「男性型脱毛症」の遺伝子を引き継ぐそのひとりです。父も祖父も、母方の祖父もみんな薄毛です。

子どものことから「いつかはおれもハゲるんだろうなー」と己の宿命を悟りながら、

「何かいい方法はないか?」

と情報を探しては、自らの宿命に打ち勝つ方法を模索していました。

結論から言うと・・・

いま、ぼくはハゲていません。正確にいうと、「男性型脱毛症」が発症していない、ということです。

薄毛対策の秘訣は、

「正攻法を知り、実践し続けること」

です。

「正攻法」とは、現代の毛髪科学で治療効果が科学的に証明されている

「フィナステリド」の継続的な服用

これに尽きます。

日本では「プロペシア」という治療薬として病院またはクリニックの脱毛症外来で処方してもらうことができます。

プロペシアの服用だけで「男性型脱毛症」はかなりの確率で克服できます。

巷には「育毛」をうたったさまざまなタイプの育毛剤やシャンプーがありますが、そういう情報に惑わされ、脳の大事なエネルギーを費やすこともなくなりますよー!

「脱毛メカニズム」がわかれば薄毛は改善できる!

なぜ「フィナステリド」が「男性型脱毛症」に効果的なのかというと、

  • 分子生物学によって「脱毛メカニズム」が解明され、
  • その脱毛原因に直接作用する治療薬だから

です。

すこし説明させてください。

「男性型脱毛症」は男性ホルモンの影響と考えられていますが、正しくは

  1. 男性ホルモンの主成分であるテストステロンが、
  2. 血流にのって毛乳頭細胞(=髪の毛をつくる細胞)に届いたときに、
  3. 毛乳頭細胞のなかの「5αリダクターゼ」という酵素のはたらきによって、
  4. テストステロンが「DHT(ジヒドロテストステロン)」という悪玉に変わり、
  5. この「DHT(ジヒドロテストステロン)」が毛乳頭細胞内の男性ホルモンレセプターと結びつくことで、
  6. 「脱毛スイッチ」が入ってしまう!

というプロセスをたどります。

逆にいうと、

「このプロセスが成立しなければ脱毛現象は起こらない」

ということです。

で、男性型脱毛症治療薬の主成分である「フィナステリド」が何をしているのかというと、

  • 毛乳頭細胞のなかの「5αリダクターゼ」という酵素の働きを直接阻害して、
  • 「脱毛スイッチ」の引き金となる「DHT(ジヒドロテストステロン)」を発生させない

ようにしています。

テストステロンが「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変身しなければ、

「脱毛メカニズム」は成立しない

ということです。

実際に「フィナステリド」の効果として、

  • アメリカの研究では、フィナステリド1ミリグラムを6週間服用し続けた結果、頭皮の「DHT(ジヒドロテストステロン)」が64%減少した

そうですし、

  • 日本での臨床試験では、フィナステリド1ミリグラムを1年間服用した場合58%に「改善」がみられ、2年間では68%、3年間では78%が「改善」した

そうです。

「フィナステリド」は、アメリカのFDAではすでに1997年に「男性型脱毛症治療薬」として認可され、その後10年ほどで世界60カ国以上で認可されていますし、日本では2005年(今から10年以上前ですね)に厚生労働省が認可しています。

薄毛に悩むなら「フィナステリド」でいこう!

さらに、「フィナステリド」が他の育毛剤とちがうのは、「外用薬」ではなく「内服薬」であるということですね。

「内服薬」だからこそ、消化器官から血管を伝い、確実に毛乳頭細胞に届くわけです。

ちなみに「外用薬(頭皮に直接塗布するタイプ)」の場合、頭皮から数ミリ内側に存在する毛包まで育毛剤が浸透することはないため、育毛効果については「科学的根拠はない」ようです。

だからまずは、あれこれ手を出さずに

「フィナステリド」一択!

がもっとも確実で、科学的に正しい「薄毛対策」になります。

おわりに

よく「フィナステリド」の副作用として「性欲減退」「男性機能低下」など言われていますが、こちらも理論的には「影響なし」です。理由は「脱毛メカニズム」にもあるように、「フィナステリド」はテストステロンに対しては「何もしない」からです。

ちなみに服用後、効果が実感できるまでは半年くらい時間がかかりますので、

「そろそろ何か対策しなきゃなー」

と思った時点で早めに服用を始めるのがいいと思います。

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