知って得するサラリーマンのプチ習慣革命

脳科学や心理学から学んだサラリーマンのQOL向上に役立つ知識をまとめています。

サザエさん症候群を撃退するための「休日こそ早寝」戦略!

「せっかくの休日はダラダラと過ごしたい」

「好きなだけ夜更かしをして自由を満喫したい」

忙しい日々を過ごし、いよいよ週末ともなると出てくるのがこの「夜更かし願望」です。

やっと迎えた休日なんだから、早く寝るのがもったいない!

好きなTVやYouTube動画を見たり、本を読んだり、お酒を飲んだり…。好きな時間を好きなように過ごした分だけ心身ともにリフレッシュできたかといえば、そうでもない。

ああ、また月曜か…。

そんな重い気持ちを引きずりながら会社に向かうこと、多くないですか?

 

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こんにちは。サラリーマンブロガーのOgachiです。

休日になるとついつい夜更かしをしてしまう、そんな「習性」って割とフツウだとぼくは考えています。当然ですが、ぼく自身もそんな「習性」を抱えるサラリーマンのひとり。

そもそも人間には「体内時計」というシステムがあって、この時計の「1日」って24時間よりも若干長めに設定されているらしいので、「夜更かし願望」のままに生活していると、どんどん遅寝体質になってしまうようです。

一方、ぼくたちの睡眠にはめちゃくちゃありがたい効能があり、

  • 細胞の修復やら
  • 免疫力強化やら
  • 老化や病気のもとになるフリーラジカルの除去(=抗酸化)やら

ご利益となるホルモンがからだ中の毛細血管を駆け巡り、60兆といわれる細胞の隅々に働きかけ、眠っている間に心身ともに蘇生してくれます

実際、「夜更かし願望」という悪魔の誘惑に負け、睡眠時間を削り続けるとどうなるかというと(=4時間睡眠を3日間続けた場合)、

  • 血圧や血糖値が上昇する
  • がんを発症しやすい状態になる

というシャレにならない悪影響が報告されています。

「血糖値の上昇」っていうのも厄介で、血液中の糖分濃度が高くなると「インスリン」というホルモンが放出され、一度上昇した血糖を正常範囲内に安定させようとするのですが、

このインスリンは別名「老化ホルモン」と呼ばれていて、からだの老化を促進してしまうらしいのです。

つまり、「夜更かしする子は悪い子だ」と悠長な警告をしている場合ではなく、

  • 夜更かしすると老けるし、病気になりやすくなるよ!

というヤバい事態なわけです。

早寝体質になる方法!

で、夜更かしと同じくらい「寝ること」も大好きなぼくが「休日こそ早寝したほうが絶対得!」と気づいてからは、

  • 休日の朝、その日何時に寝るか決めてスケジュールに書き込む
  • 就寝時間は22時に設定する

ということを実行しています。

就寝時間を22時に設定することで、睡眠時のホルモン分泌(成長ホルモンやメラトニンなど)のゴールデンタイムを享受できるほか、

  • 日中の時間を効率的に使える

ようになりました。

人間、「終わり」がないといつまでもダラダラしてしまい活動の生産性がすごく落ちるものですが、「今日は22時には寝る!」と決めれば「じゃあ寝るまでに今日は何をしたいか、何をどのタイミングでやれば効率的に時間を活用できるか」を逆算的に考え、行動につなげることができます。

たとえば

ぼくの場合、休日の夜は晩酌をしながらテレビを見る時間が多かったのですが、

  1. 「寝るまでにあの本を読みたいなぁ」
  2. 「…とすると、お酒を飲んでボーッとテレビを見る時間は捨てて、その分の時間を読書時間にしよう。お酒も控えたほうが、本の内容も理解が進むし効率的かな」

と、前向きなことに時間を優先的につかうことができるようになりました。

今までのように「眠くなったら寝る」という考え方では、その場その場での欲求に任せて行動しがちになるため、ついぐだぐだと非生産的なことで時間を浪費してしまいます。

休日こそスパッと早寝!が、やっぱりお得なのです。

月曜日の朝の足取りも軽くなりますよ!